2013年4月15日月曜日

天候回復。 怒濤の農作業。

先週末から怒濤の農作業。 朝一番に空模様を確認しながら、やらなくてはいけないことをやる。
それにしても、この春は、強風の日が続いて農作業がやりにくい。困ったもんです。

まず週末に行ったのが、苗箱の消毒作業。
前日の夜に納屋の2階から苗箱を下ろして事前準備。廃棄されていた浴槽を利用しての消毒作業を行います。苗箱は洗浄して片付けてはあるものの、雑菌が付着していれば、育苗期に病気になったりするので、育苗箱専用の消毒剤でしっかりと殺菌します。
育苗箱の消毒が終わったら、今度はビニールハウス内に敷く防草シートの消毒。
こちらも消毒液の入った浴槽でしっかりと殺菌した後に防草シートを敷いていきます。
この防草シートを敷かないと、あっという間に草だらけになってしまいます。
これで太陽光を遮断して、雑草に光を与えないようにするのです。
まわりでは、除草剤を使用しますが、我が家は除草剤を使用しない方法を考え、ひと手間かかりますが、安全なお米作りを目指しています。

さて。日曜日は快晴。
春の農作業最初の大仕事は、育苗箱の床土入れ作業です。
家族総出で育苗箱1枚1枚に燻炭入り床土を入れては、均一にしていきます。
天候に恵まれた日曜日の午前中は、床土入れ作業で終了。
無事に育苗箱の準備が完了しました。

昼食を取り終えてからしばらく休憩していると、田んぼからトラクターの音が。
減反で転作する田んぼに大豆を栽培するための額縁と言われる溝を立てるためのトラクターでした。
田んぼのまわりに深い溝を立てることのできる専用アタッチメントを取り付けて溝を立てていきます。溝を立てておかないと、大豆の栽培に大切な排水ができないので、まずは額縁作りです。
トラクターでの額縁作り作業が終わった後は、いよいよ重労働の排水溝の連結作業です。
トラクターで溝立てをしても、角地部分には約3メートルほど溝立てできない部分が残ってしまうので、この部分は、すべて人力作業です。スコップを手に、もくもくと溝立てを行います。
筋肉はぴくぴく。体中から噴き出す汗。 この作業も大変なんだな。

気づけば、夕方。
今朝の筋肉痛は、この作業がほとんどの原因。
機械化は進んで効率は上がっているものの、まだまだ人の手で仕上げが必要です。

美味しいお米作りのために、今年も身体にムチを入れながら頑張らなくては・・・。

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